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知的財産権

花言葉と著作権

花言葉とは

花言葉とは、植物や花に意味を持たせるために与えられた言葉で、たとえば、オリーブの「平和」や、スミレの「節度」、スズランの「戻ってきた幸福」などがあります。

オリーブの花オリーブの花

花言葉は単語の場合もあれば、ワンフレーズの場合もあり、歴史的には主に19世紀の西欧社会で盛んな文化でした。花言葉の起源は分かっていませんが、もっとも最初期の花言葉辞典としては、1819年頃に出版されたシャルロット・ド・ラトゥール『花言葉』があります。

花言葉の決め方は、二通りに分かれ、①見た目や匂いなどの観察的な手法から名付ける方法と、②聖書や古代ギリシアなど西欧社会の文化的背景に由来し名付けられる方法とあります。

日本に最初に花言葉が輸入されたのは明治初期で、しばらく西欧の花言葉をそのまま使用していたものの、徐々に独自の花言葉も提案されるようになっていきました。

花言葉と著作権

それでは、花言葉に著作権はあるのでしょうか。

結論から言うと、花言葉には著作権はありません。そのため自由に使用しても構いません。

著作物には、「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」という定義があります。

通常、一般的な名詞や、短すぎるフレーズは著作物とは認められません。

また、作者の死後50年(2018年末以降は死後70年に改正)で著作権は切れます。

いずれにせよ、花言葉には著作権はないと言えるでしょう。

ただし、近年に記され、文章が長く、独自性のある花言葉(詩やエッセイに近いもの)の場合は著作権が発生すると考えられます。

また、花言葉をまとめた書物や花言葉に関する解説文なども著作物として認められ、著作権が発生するので、本やサイトの解説文を利用する場合は、「引用」の条件に見合った使用をしましょう。

以下は、初心者でも分かりやすい、著作権に関するおすすめの書籍です。

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